熊本の馬油
馬油の歴史
馬油の歴史は古く、約4000年前から中国の騎馬民族の間で使われてきたようです。日本には約400~500年前の室町時代から安土桃山時代の間に伝わったと考えられています。 特に熊本では戦国武将の加藤清正の影響で馬肉の食用が盛んになり、馬肉の副産物として馬油が多く産出されるため、火傷や切傷の治療、あかぎれなど乾燥肌の保湿に広く活用されてきました。
馬油の効能
近年では馬油の抗炎症作用や抗酸化作用に注目し、アトピー性皮膚炎やニキビなどのトラブル肌に対しても使われています。
また、馬油のお肌を保湿することで弾力を保つ効果に注目して、妊娠中のお肌が急に伸びる時期に塗りながらマッサージすることで、妊娠紋の予防にも使われています。
馬油の特徴
馬油には人の肌油と同様に、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がおよそ1:2の割合で含まれていて、成分も似ているため、人の肌油にとても近い天然オイルです。
加えて、人の体温で融解することから、お肌にすばやく浸透するという特徴があります。
そして、お肌に馬油の膜をつくり、水分を閉じ込めることで、お肌の保湿をします。
馬油は配合した成分がお肌に浸透することを助けるため、配合した成分がより効果的に働くという作用もあります。
しかしながら、馬油に多く含まれる不飽和脂肪酸は非常に酸化しやすいという弱点があります。酸化を防ぐには、エアレス容器のような空気に触れにくくする容器を使用したり、トコフェノール(ビタミンE)やシマ月桃葉油のような抗酸化力の強い成分を配合する必要があります。
サンオイルのように、日光に当たることで、お肌に塗ったオイルが酸化して、油焼けをすることがありますので、使用後すぐに直射日光に当たらないようにしてください。
そのため、夜、特にお風呂上りのご使用をおすすめします。
熊本の雄大な自然の中の提携牧場で伸び伸びと育った馬
秘密は水
熊本の水の大部分は地下水が水源になっています。 熊本の地盤は阿蘇山の大噴火で出来た地層で、貯水力が非常に高いため、地下水は約20年の歳月をかけて磨かれます。
そのため、熊本の水はミネラルが豊富で、一般的なミネラルウォーターよりも多くのミネラルを含んでいます。
熊本の提携牧場で育った馬はその水をたっぷり飲んで育っています。
最高ランクの馬脂を使用しています
馬脂も肉と同様にランクがあります。1頭の馬から採れる約200kgの馬脂のうち、食べることもできる最高ランクの40kgのみを使用しています。
職人技で素早く手作り加工しています
熊本の提携農場から届いた馬油を熊本で新鮮なまま、馬油職人が素早く手作りで加工しています。馬油を精製していません
通常、馬油は馬油特有の匂いを取る為に精製を行いますが、精製の過程で不飽和脂肪酸のリノール酸やリノレン酸などの美容成分も減ってしまいます。この馬油は熊本で採れた上質な馬脂を新鮮なまま素早く加工しているため、馬油特有の匂いを少なくできています。
そのため、精製をする必要が無く、美容成分がそのまま残っています。
お使いいただくと、非常に濃厚でよく伸びることを実感していただけると思います。
100%自然素材・化学添加物不使用にこだわっています
妊娠中の方や赤ちゃんが使うのに自信を持っておすすめできるよう、パラベンや界面活性剤、鉱物油、アルコール、香料、着色料といった化学成分を一切使用しない、100%自然素材にこだわりました。
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